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帯農高生が開発のサケとチーズのパン 麦音で限定販売

考案したパンをPRする(左から)藤井さん、伊藤さん、春藤さん

 帯広農業高校の生徒が考案し、「パン甲子園2021inいわみざわ」でアイデア賞を受賞したパンを満寿屋商店(帯広)が商品化し、市内の麦音(稲田町南8線)で29日までの期間限定で販売している。

 商品名は「カムイチェプチーズパン」(195円)。北海道らしいパンにこだわり、アイヌが「カムイチェプ(神の魚)」と呼んだサケとチーズを使用している。

 考案したのは、同校食品科学科小麦分会の藤井南帆さん、春藤蒼汰さん、伊藤慶一さん=いずれも3年=。約3カ月かけて試作を重ねて、完成させた。

 チーズは塩気のあるクリームとコクがあるゴーダの2種類を使用。サケの臭みをなくすため、タマネギや青ジソ、ブラックペッパーを混ぜ合わせて香り豊かに仕上げた。具材が見えるようにパンの形も工夫した。

 4日には、3人が店頭に立ち商品をPR。100個用意していたが、2時間で完売した。代表の藤井さんは、「サケとチーズを組み合わせたパンは珍しいと思うので、多くの人に手に取ってもらいたい」と話している。(大海雪乃)

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