UFOキャッチャーカーがお目見え 道内各地を走る ディノスが企画「世界初」
ゲームセンターなどの施設を運営するスガイディノス(札幌市)は、軽トラックにクレーンゲーム機を取り付けた「CandY(キャンディ)」を完成させ、十勝など道内各地を走っている。同社によると同様の車両は世界初という。
キャンディは今年完成させた。コロナ禍で来店機会が減る中でも、地域の子どもたちにクレーンゲームの楽しさを届けたいと考え開発した。軽トラックを改造し、荷台部分にクレーンゲーム機3台と1000円ガチャ1台を取り付けた。
十勝では10月、帯広コア専門学校で関係者向けにキャンディを公開。星槎国際高等学校帯広学習センターのeスポーツゼミが11月20日に更別村で企画したゲームイベントにも出店した。クレーンゲームは1回300円でプレーできる。更別村のイベントでは来場者が珍しがり、プレーしていく人たちの間で好評だった。
ディノスパーク帯広店の近藤一樹支配人は「キッチンカーのような感覚で個人、団体を問わず出店の依頼をしてもらいたい」と話している。
出店依頼の問い合わせなどは同店(0155・38・2811)へ。(本田龍之介)