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ネットの怖さを親子で学ぶ 帯広明星小

実際にあった事例を基に、SNSの使い方を学ぶ児童と保護者

 帯広明星小学校(伊賀真美校長、児童416人)で1、5、8の3日間、携帯電話やインターネットとの付き合い方を親子で学ぶ「明星学びの日」が開かれた。親子で共に授業を受ける取り組みは十勝管内では珍しい。

 昨年から年に1回実施。スマートフォンや通信できる携帯ゲーム機などを所持する児童が増加傾向にある中、保護者が授業を「見る」だけではなく「一緒に学ぶ」ことで家庭で学びの共有を狙う。

 8日は1、3年生を対象に行い、北海道消費者協会の担当者がビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を通じてSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じたトラブルの事例などを紹介。SNSを介して知り合った人からメールで脅されるなどの話があり、児童と保護者は真剣に耳を傾けていた。

 5日に授業を受けた5年男子児童の母親は「親はダメと言うだけしかできなかったけど、何がどう怖いかを見せてもらったことで子どもたちにも伝わったと思う」と話していた。(松田亜弓)

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