すずらん娘、青空レディのOG会発足へ
十勝・帯広の観光PRを担ってきた「すずらん娘」や「とかち青空レディ」の経験者有志が、OG会発足の動きを進めている。
観光PR役の歴史は、おびひろ氷まつりで選ばれた1964年の「ミス帯広」(1代)に始まり、「すずらん娘」(30代)を経て、現在27代目の「とかち青空レディ」まで58年に上る。
帯広百年記念館では6月、衣装や新聞記事などで歴史を振り返る展示会が開かれた。企画した10、11代青空レディの力丸亜希子さん(帯広)のもとには、来場したOGから当時を懐かしむ感想とともに、交流を求める声が寄せられたという。
7代青空レディで会社員の長谷友美さん(同)もその1人で、「同期とは連絡を取っているが、他の代とも集まれるといいと思った」とOG会発足に賛同。19、20代青空レディの団体職員加藤かおりさん(同)も「展示会場で会った元すずらん娘や青空レディの方々がすてきで、つながりを持ちたいと思った」と話す。
活動は年1回の展示会開催や、レディの歴史の調査、年数回のお茶会などを計画。力丸さんは「同窓会のように交流できれば」と話し、参加を呼び掛けている。問い合わせは同会事務局を予定する帯広市内の一心堂(0155・25・3556)へ。(安田義教)