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「新得そば」の収穫本格化 天候に恵まれ品質は昨年以上

青空の下で収穫されるソバ(16日午前10時ごろ、新得町内で)

 【新得】道内有数のソバの産地で知られる新得町でソバ収穫期を迎えた。澄んだ青空の下、風に揺れるソバの刈り取り光景は秋の到来を連想させている。

 町内最大の90ヘクタールを作付けする新得物産サホロ農園(基線104、合田一昭社長)では8月28日から収穫を開始。長雨の影響で種まきが遅れたが、天候に恵まれ生育は例年並み。日照不足に見舞われた一昨年、昨年を上回る収量・品質を見込んでいる。

 16日午前は同社に隣接する直営店「新得そばの館」前のほ場で収穫作業を行った。2台のコンバインが人が歩くほどのゆっくりなスピードで刈り取っていた。

 総務部の北島克泰管理部長は「新そばの製造も始めた。今年は香り高く良いものに仕上がっている」と話す。新得そばの館では18日から、新そばを提供する。乾麺の「新そば新得そば」は10月1日ごろから道内外のスーパーで期間限定で販売される予定。(塩原真)

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  • 澄み渡った青空の下で収穫されるソバ(16日午前10時ごろ、新得町内で)

    澄み渡った青空の下で収穫されるソバ(16日午前10時ごろ、新得町内で)

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