松久園でカンナ見頃
【芽室】ニジマス料理の「松久園」(芽室町美生1ノ20、松久大樹代表)でカンナの花が見頃を迎え、食事帰りに園内を散策する人たちの目を楽しませている。
熱帯アメリカ原産のカンナ。同園では松久代表の祖母テツさん(故人)が50年ほど前に植えたのが始まり。長年にわたり庭の手入れを担当している佐々木忠雄さん(80)によると、毎年、花の時期が終わると球根を掘り起こして温室で越冬させ、5月末には庭に植えるという。
今年は高い気温と少雨の影響で、草丈が例年より少し短く、つぼみも心なしか少ないというものの「色はきれい」と佐々木さん。赤や黄色、ピンクなど5色のカンナ約800株が咲き誇っている。
花は霜が降りるまで楽しめる。松久代表は「気分転換を兼ねて来ていただき、食事と一緒に散策も楽しんでもらえたら」と話している。営業時間は午前11時~午後3時(水曜定休)。(植木康則)