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よつ葉乳業、給食用牛乳のストローを紙製に プラ削減

紙製に切り替わったよつ葉牛乳のストローを持つ児童(帯広森の里小で)

 十勝管内の小中学校の給食に使われる、よつ葉乳業(札幌)の牛乳ストローが今月、プラスチック製から紙製に切り替わった。同社は、プラスチックの削減とともに、児童生徒が環境問題に関心を持つきっかけにしたいとしている。

 ストローと包装紙はいずれもインドネシアで生産され、森林の環境保護に配慮したことを示す国際規格「FSC」に認証されている。

 同社工場がある十勝の、全19市町村を含む道内785校を対象に、夏休み明けから切り替えている。道内の大手乳業メーカーでは初の取り組みで、年間約16・8トンのプラスチックを削減できる見込みという。

 ストローの素材が変わったことで、一部の子どもからは「(飲む時に)紙の味がする」などの声も聞かれるが、同社広報は「舌触りが異なっても、牛乳の品質は変わらないので安心してほしい」としている。(高田晃太郎)

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  • 夏休み明けから紙製に切り替わったよつ葉牛乳のストロー

    夏休み明けから紙製に切り替わったよつ葉牛乳のストロー

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