秋サケ釣り規制の啓発活動 広尾
【広尾】十勝総合振興局水産課などは19日、町内の楽古川河口付近で、釣り人に秋サケ釣りの規制に関する啓発活動を行った。
サケなどの資源保護のため、管内では広尾川、歴舟川、十勝川の河口で6月1日から釣りが禁止されている。2018年から禁止区域に加わった楽古川は今月20日から釣りが禁止され、その前に注意喚起するのが目的。禁止期間は4河川とも11月30日まで。
この日は同課のほか、広尾署や広尾海上保安署、広尾漁協、十勝釧路さけます増殖事業協会、町の関係者ら約20人が参加。「明日からは釣りが禁止となるので注意を」などと呼び掛けながら、浜辺にさおを立てていた釣り人に啓発用チラシなどを配布した。
河川内のサケ・マス釣りは道内全ての河川で通年禁止されているため、関係者は音調津川などの巡回も行った。(松村智裕)