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乳幼児に地域おこし協力隊が手掛けた森の輪などを寄贈 池田

(左から)タペストリーを手にする田村会長、森の輪を贈った川瀬さん、福家さん

 【池田】町地域おこし協力隊で林業推進員の福家菜緒さん(34)と川瀬千尋さん(33)が16日、町保健センターを訪れ、地元の木材で作った木の玩具「森の輪(わっこ)」を乳幼児にプレゼントした。

 森の輪は、帯広大谷短期大学の専任講師だった馬場拓也さん(現・札幌大谷大学短期大学部講師)が考案した、直径8センチのドーナツ形の玩具。乳幼児期から木に親しんでもらおうと、「すくすく十勝応援プロジェクト」として十勝管内外の自治体で導入が広がり、池田町は2019年に採用した。

 今年度は25人分を用意するに当たり、福家さんら同協力隊4人が材料に使用する樹木の選定から伐採、加工まで担当。町有林のオオバボダイジュを活用した。

 この日、福家さんと川瀬さんが森の輪の製作過程をまとめた手作りのポスターを使って親子に説明し、14個を配った。最後に福家さんが「木に触れて大きく育って」と呼び掛けた。

 また、町更生保護女性会(田村友子会長、会員21人)の会員8人も駆け付け、布絵本とフェルトで作ったアンパンマンボールを4月生まれ以降の新生児に順次プレゼントするため同センターに預けたほか、2種類のタペストリー(縦51センチ×横67センチ)を寄贈した。田村会長は「子どもたちが健やかに育ってもらえれば」と願っていた。(小縣大輝)

関連写真

  • 贈られた森の輪と布製の絵本

    贈られた森の輪と布製の絵本

  • タペストリーなどを手に取り組みを紹介する会員。左が田村会長

    タペストリーなどを手に取り組みを紹介する会員。左が田村会長

  • 森の輪を口にくわえる幼児

    森の輪を口にくわえる幼児

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