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パブリックキッチン「にぎわいある施設に」 住民が意見交わす 中札内

パブリックキッチンのイメージについて活発な意見を交わす住民

 【中札内】旧役場庁舎跡地に建設予定の「パブリックキッチン(仮称)」の構想について住民が意見を交わす座談会が21日、農村環境改善センターで行われた。参加者は施設でしたいことや必要な設備、雰囲気などを話し合った。

 パブリックキッチンは、村民で構成する「まちなかにぎわいづくり委員会」の2015年度の提言を基にした構想。村の計画では、旧庁舎解体後の跡地に新築し、木造平屋で面積は300平方メートルを想定。隣接する改善センター1階(旧産業課、旧施設課)は改修し、村民誰でも利用できるスペースにする。

 座談会には地域住民約50人が参加し、8グループに分かれて意見交換。キッチンの利用方法として、生産者が教える料理教室や子ども食堂、災害時の炊き出し場所などが挙がった。設備については、みそやチーズなどの加工場、料理を食べるラウンジ、託児スペースなどを求める意見が出ていた。グループごとの発表では「バスストップを設置してにぎわいのある場所に」「他町村を視察して十勝で一番の施設にしたい」などの声が上がった。

 村の尾野悟里産業課長は「他の課とも情報共有して進めていきたい」と話した。今年度中に基本構想の策定、22年度に旧庁舎解体と実施設計をし、24年度の供用開始を予定している。(高津祐也通信員)

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