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ドローン使い災害・事故の初期対応確認 更別

自動着陸して事故現場まで航行するドローン(23日午前11時半ごろ、助川かおる通信員撮影)

 【更別】ロボティクス技術の普及に取り組む「センシンロボティクス」(東京)は村と連携して23日、災害・事故発生時の初動対応にドローン(小型無人飛行機)を活用する実証実験を、村ふるさと館などで実施した。

 スーパーシティ構想の実現を目指す村が、危機管理へのロボティクスの活用を目的に、同社に協力要請して実施した。

 この日は、同社の完全自動運用型ドローンシステム「センシンドローンハブ」を活用。同機は自動離着陸、自動充電、自動データ転送が特徴で、災害現場や建設現場、工場の点検、監視で活用が期待されている。

 村ふるさと館から約700メートル離れた「すももの里」を事故現場と想定。ドローンは組み込まれたルートの上空40メートルで自動航行、ふるさと館の上空で待機し、撮影したリアルタイム映像を役場などで確認した。

 河川氾濫発生後の現状調査も実施。ドローンが撮影した土砂堆積物の映像をパソコンで3D解析し、土砂の流出量を算出した。農作物の生育状況確認や鳥獣害駆除対策についても確認した。

 西山猛村長は「危機管理に優れていて応用も利く。非常に有効」と話していた。(澤村真理子)

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