久々のレースにファン興奮 帯広競馬場
ばんえい十勝(帯広市主催)は21日、帯広競馬場での観客受け入れを再開した。
この日は午後2時の開門前から多くのファンや観光客が列をつくり、開門後10分でおおむね150人以上が入場した。入り口にはテントが設けられ、場内スタッフが手指消毒の呼び掛けと検温に当たった。
第1レースは同2時35分に発走。青空の下、力強くコースを行くばん馬の姿を、来場者はかたずをのんで見守った。
宣言前は週に2日は帯広競馬場を訪れていたという市内の80代男性は、ほぼ1カ月ぶりのレース観戦に「やっぱり、実際にここ(競馬場)に来て見るばんえいが一番いい」と笑顔を見せた。(大木祐介)