地元名産のソバの種まき進む 新得
【新得】新得名産のソバの種まきが、町内各所で進められている。
ボタン、レラノカオリなど4種類を栽培する新得物産サホロ農園(合田一昭社長)では、例年より1週間遅い5月21日に作業を開始。8日は国道38号沿いの北新得農場で作業し、トラクターがゆっくり移動して畑にしま模様を描いた。
昨年は日照不足で10アール当たり収量が2・3俵(1俵=45キロ)にとどまり、コロナ禍でグループが製造・販売する外食・土産用の需要も低迷。同社は「初夏らしい気候になり、一日も早くコロナが落ち着いてくれれば」と願っている。(丹羽恭太)