「十勝ひとりぼっち農園」がフレーム切手に 道内の郵便局で発売
漫画家横山裕二さん(音更)が週刊少年サンデー(小学館)で連載中の漫画「十勝ひとりぼっち農園」が特別なフレーム切手になり、12日、十勝を含む道内の郵便局で発売された。
「十勝-」は東京から十勝に移住し「日本一のカレー」を目指して野菜作りに励む横山さんの、日々の奮闘を描いたエッセー漫画。十勝毎日新聞にも「出張版」が毎週金曜に連載されている。同日は最新の単行本第8巻も発売された。
今回のフレーム切手は横山さんが昨年末、帯広の電信通郵便局を訪れた際、同局の田中政行局長から提案を受けて実現した。7日付本紙掲載の漫画にも、その経緯が描かれている。
切手は単行本第7巻までの表紙を飾ったイラストに、書き下ろしの3枚を加えた10枚で構成。田中局長は「横山さんの作品には、十勝の恵まれた自然や環境について地元民が再認識させられる魅力がある。その思いを切手の形で広く知ってもらいたい」と話す。
十勝ゆかりの漫画作品がフレーム切手になるのは、同じく少年サンデー連載作品だった「銀の匙(さじ)Silver Spoon」(荒川弘さん作)の「大蝦夷(えぞ)農業高校銀匙購買部」(2013、14年発売)以来となる。
限定1000シートの販売で価格は1600円。管内ではザ・本屋さん各店舗、ツタヤ木野店、岡書イーストモール店、同西帯店でも販売の予定。15日午前0時15分からは「郵便局のネットショップ」でも取り扱う予定。(大木祐介)
連載漫画
・十勝ひとりぼっち農園 勝毎出張編
連載記事
・十勝ひとりぼっち農園日記
Twitter
・横山裕二農園長(@gessanyokoyama)-作者のTwitterアカウント。近況などあり。