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宇宙のまちオブジェ制作に支援の輪 大樹

オブジェ作りの支援を呼び掛けるCFサイトの画面

 【大樹】一般社団法人日本建築アート協会(川崎市、小島充則理事長)が町内で宇宙のまちを盛り上げるオブジェ制作を予定する中、2日から始まったインターネット上のクラウドファンディング(CF)で早くも支援が相次いでいる。9日現在で目標の50万円を超す52万3000円が集まり、小島理事長は「大きな反響があり、大変ありがたい。制作資金として活用したい」と感謝している。

 同協会は国内外で活躍するモルタル造形師や建築家、プロダクトデザイナーなどで構成。小島理事長が大樹町の友好都市・群馬県吉岡町に住んでいることから、「民間ロケットの打ち上げを行う大樹に夢を感じた。アートの力で町に貢献したい」と地域おこしのオブジェ作りを決めた。

 オブジェは未来を描く巨大な絵本をモチーフとし、高さ、幅がそれぞれ約2メートルのモルタル製。町多目的航空公園に設置する。

 CFサイト「キャンプファイヤー」で6月3日まで寄付を募集している。9日現在で30人が支援している。返礼品として、オブジェに名前を刻む権利や一緒に制作する権利などがある。

 サイト上では、これまでの軌跡を動画で紹介。酒森正人町長の「当町を選んでいただき光栄。オブジェが話題となり、町を訪れるきっかけになることを期待している」といったコメントも載せている。

 制作は7月に開始し、8月8日に完成披露の除幕式を開く予定。(松村智裕)

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