「やるなら今じゃがみくじ」を頒布 浦幌神社
【浦幌】浦幌神社(背古宗敬宮司)は1日から、十勝のジャガイモをモチーフにしたおみくじ「やるなら今(いも)じゃがみくじ」を頒布している。
じゃがみくじは、畑をイメージした箱の中に入っている張り子のジャガイモを、小さなスコップで掘り出すように引く。ジャガイモの中は「えぞみくじ」と呼ばれるおみくじ入りで、訓(おしえ)が北海道弁で書かれている。
道内の神社有志で始まった「北海道ご当地みくじシリーズ」の一つとされ、十勝では帯廣神社の「魔鮭福鱒(まさけふくます)」に次ぐ2例目、道内12例目。
4月29日には、子どもたちを招いたおみくじ引き体験が行われ、地元農家の元木一彦さんからジャガイモの話を聞いたりした。背古宮司は「地元のジャガイモを食べてコロナを乗り越え、明るく元気な十勝に戻ってほしい」と話している。
初穂料は400円。5日まではJAうらほろの「雪室ばれいしょ(5キロ)」10箱、東部十勝農産加工農業協同組合連合会の「でんぷん(5キロ)」2袋が当たるおみくじも入っている。(円子紳一通信員)