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十勝に広がる畝模様 ジャガイモ植え付け

ジャガイモの種植えが始まった市内太平町の木下匠さんの畑(金野和彦撮影)

 全道一のジャガイモ生産地・十勝管内で、ジャガイモの植え付け作業が始まっている。管内の畑では、トラクターがけん引する機械を使いながら、生産者が種イモを丁寧に植え付けている。

 帯広市太平町の木下匠さん(32)の畑では、24日に作業開始。今季は約8・5ヘクタールの畑に男爵、トヨシロ、コナヒメの各品種を植え込む。

 28日も午前8時から、父の美智夫さん(63)ら家族、パート従業員の計4人で作業を開始。トラクターで土をかぶせながらの植え付け作業で、畑には幾重もの畝模様が広がった。

 今年は雪解けが早かったものの、4月に入ると凍結もほとんどなく、「植え付け作業は、例年通りに迎えられた」と木下さん。美智夫さんは「昨年は5月の高温が厳しかったが、今年は適度に晴れと雨があれば」と期待を込めた。作業は今月末に終わる予定。収穫は9月の見込みで、来年の種イモになるという。

 道農協畑作・青果対策本部の2021年産畑作物作付指標面積によると、十勝のジャガイモは9928ヘクタールで、全道の63・6%を占める。農林水産省・作物統計によると、十勝のジャガイモ生産数量(19年)は81万8500トン。全道に占める割合は43・3%。(松岡秀宜)

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