十勝陸上クラブ今季活動始動、小中学生約９０人元気に体を動かす

2021/04/04 10:11

今季屋外での初練習に取り組むクラブの児童生徒

　小学３年生から中学３年生までを対象とした十勝陸上クラブ（代表・野村勉十勝陸上競技協会副会長兼強化副委員長）の今季の活動が３日、帯広の森陸上競技場周辺で始まった。約９０人の児童生徒が集まり、軽いランニングやステップなどで体を動かし、本格的な陸上シーズンに向けての体づくりに取り組んだ。

　同クラブは、陸上競技を行いたくても居住する地域、学校に陸上競技の少年団やクラブ、部活動がなかったり、指導者がいなかったりする児童生徒を対象に十勝陸上競技協会が主体となって２００１年から開設している。

　この日は競技場のスタンドで開講式を行った後、明治北海道十勝オーバル前でトレーニングを実施。全員で軽くランニングをした後、ステップやスキップなどで体をほぐした。

　中学生になる直前から同クラブに通う芦原佑（たすく）さん（駒場中２年）は今季、３０００メートルをメインに取り組む。「今年は全道大会に出場できるよう頑張る」と決意を込めた。

　クラブの活動は、夏季期間（４～１０月）は毎週火・木曜日が午後４時半～同７時、土曜日は午前９時～正午、帯広の森陸上競技場。冬季（１１～３月）は毎週火・木曜日が午後４時半～同６時半、土曜日（１２月から）は午前９時半～正午。十勝オーバル走路や帯広の森体育館など。クラブ費は年額１万２０００円で、別途保険料１４５０円。問い合わせは野村代表（０９０・２６９２・２３４９）、梅津和行さん（０９０・２６９９・９１７５）へ。（大野篤志）