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空港スタッフがコタンの運営協力 JALグループ

コタンの運営業務を手伝っている仁木さん

 【鹿追】日本航空(JAL)グループのJALスカイ札幌(本店新千歳空港内)の社員が、鹿追町の然別湖で開かれている「しかりべつ湖コタン」の運営に協力している。新型コロナウイルス感染拡大に伴う航空需要の減少を受けた労働者派遣事業の一環。

 同社は新千歳、函館、札幌丘珠の道内3空港で旅客サービス業務を行っている。JALグループでは昨年から社員を全国の企業や自治体に出向・派遣するなどの事業を展開。JALスカイ札幌でも、グランドスタッフとして培ってきた経験を生かし、地域活性化や北海道の観光振興につなげようと派遣事業を行っている。

 コタンへの派遣は2月20日に始まり、21日の閉幕まで4班・計11人が、会場入り口の受け付けやアイスバーの会計などを担当している。

 普段は新千歳空港でカウンター業務などを担当している仁木耶々子さん(25)は9日から21日まで滞在する。コタンを訪れたのは初めてで、「地域活性化のために、少しでも力になれれば。星空のきれいなところなど、コタンの魅力を伝えていきたい」と話していた。(津田恭平)

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