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迫る津波、立ち尽くす人々 写真で振り返る十勝管内の被害 震災10年

◆迫り来る海水=広尾
 広尾町の十勝港では地震から約1時間後の午後3時50分ごろから急激に水位が上昇。瞬く間に海水があふれ、港湾施設に迫った(2011年3月11日)

 10年前の東日本大震災では、十勝管内の沿岸部にも最大で4・4メートルの津波が襲来し、船舶や漁港施設が被災し、港に近い工場や民家も浸水被害を受けた。2011年3月11日の被災直後に十勝毎日新聞のカメラマンや記者が撮影した写真で、当時の状況を振り返る。(塩原真)


◆漁船が転覆=豊頃
 津波で陸地に打ち上げられた漁船。十勝管内沿岸4町では150隻の漁船に転覆や横転などの被害が出た(3月12日、大津漁港)

◆立ち尽くす=豊頃
 津波にのまれた豊頃町の大津漁港で立ち尽くす人たち。同漁港の津波の高さは道内最大の4・4メートルを観測した(3月11日)

◆住宅が浸水=広尾
 被害が大きかった広尾町の会所前は住宅の床上浸水被害に遭った。家の中は家財道具が折り重なり、軒先には魚箱や木片が散乱(3月13日)

◆津波が堤防越え=浦幌
 浦幌町の厚内港では津波到達時、底まで見えるほど港内の水が引いた。その後、急激に流れ込んで一気に堤防を越える津波が繰り返された(3月11日)

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