切手で国立公園化後押し 応募写真で作成し販売 日本郵政
日本郵政北海道支社(札幌市、長野善仁支社長)は1日から道内106の郵便局で、日高山脈襟裳国定公園の国立公園化に向けた機運醸成を目的に、オリジナルフレーム切手「日高山脈のある風景」の販売を開始した。発売に合わせて同日、帯広市役所で、十勝側関係6市町村(帯広、芽室、清水、大樹、広尾、中札内)に対する切手シートの贈呈式が開かれた。
記念切手は、管内6市町村で構成する国立公園化推進事業実行委員会(実行委員長・小林伸行帯広市環境課長)が主催した写真コンテストの応募作品を題材に作成した。
贈呈式には、管内の郵便局でつくる十勝地区連絡会の又原一副統括局長(新得郵便局長)と菅野善一帯広郵便局長、実行委の小林実行委員長、尾野悟里副実行委員長(中札内村産業課長)が出席した。
又原副統括局長は「地元に密着した郵便局としても国立公園の名称に『十勝』が入ってほしい。切手というわれわれの商品で後押ししたい」と述べた。小林実行委員長は「記念切手の発売は国立公園化に向けた動きを大きくPRするもの」と感謝した。
記念切手は1シート・1330円(84円切手10枚)で十勝エリアを中心に400部販売する。増刷も検討する。(岡田優人)