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バレンタインデー商戦へ準備本格化 管内大型店、菓子店

早くもバレンタイン関連商品が並んだ藤丸の売り場(9日)

 帯広市内などの大型店や菓子店では、今月下旬から本格化するバレンタインデー商戦に向けて、売り場の準備が進められている。新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり傾向が強まっていることから、各店とも従来のカップル・義理チョコ用に加え、自分のために購入する「ご褒美チョコ」やコロナで会えない人へのギフトとしてチョコレート商品の需要が高まると見込んでいる。

 今年のバレンタイン当日の2月14日は日曜日。複数の洋菓子関係者は「(職場で渡す)義理チョコの引き合いは減る」とみて、商品展開に工夫を凝らす。

 藤丸は7日にバレンタインデーの売り場を地下1階に開設。感染症拡大防止の観点で、例年の1・5倍の広さを確保し混雑を緩和する。28日から人気の海外の商品も並べる予定だ。

 約50社の600商品を用意。目玉は「BABBI」(イタリア)が販売する大ヒット漫画「鬼滅の刃」とコラボしたチョコレートウエハース。道内では3カ所のみが扱い、藤丸では900個限定(1人5点まで)で販売する。

 同店は「近年は高額商品を自分用に購入する人も少なくない。コロナ禍で会えない友人にギフトとしてチョコを贈る新たな需要も期待している」と話す。

 柳月(本部音更町)も遠方の親類・知人へのギフト需要などを見込み27日から、客の要望を受けてチョコレートケーキを冷凍配送する新作商品「柳月ザッハ」を販売する。

 チョコレート専門店「ルセット・ショコラ」は、巣ごもり需要もあって昨年の売り上げが例年の2~3割増に。新規客も増えており、初めての人にも選びやすいセット商品を充実させる。

 小笹誠店長は「1月後半に売り場でもバレンタイン色を出せるようにしたい。店では1個売りの商品も多いため半分以上はご褒美チョコ」と話している。(本田龍之介)

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