藤丸で新春高校生書道展
管内高校生の「新春イベント 書き初め2021 書の展」が2日、藤丸7階の催し広場で始まった。書道部員の渾身(こんしん)の大作が並ぶ。7日午後4時まで。
毎年恒例の催し。例年は部員たちによる書道パフォーマンスも開かれていたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、作品展のみの開催とした。
今年は大谷、柏葉、三条、南商、帯北、芽室、緑陽、清水の8校書道部がそれぞれ、幅8メートル以上もの作品を寄せた。
「牛」や「迎春万歳」など、今年のえとや正月にちなんだ作品、「夢」など新年にかける思いのこもった言葉が大きく書き連ねられ、見る人を圧倒している。
家族で作品を見に来た緑陽高校書道部の佐々木優衣部長(16)は、部に入る前から書道パフォーマンスに憧れており、中止を強く惜しみながら、「作品を見てもらう機会があるだけでも幸い。今年は高文連にすべてを懸けたい」と思いを新たにした。(大木祐介)