ZOZO創業者前沢氏から大樹、広尾に各500万円
【大樹・広尾】衣料通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO(ゾゾ)の創業者、前沢友作氏が11月に「ふるさと納税で8億円を寄付する」とツイッターに書き込んだ件で、前沢氏は提案をもらった全国156自治体全てに各500万円(総額7億8000万円)のふるさと納税を行うと発表した。十勝からは大樹、広尾の両町長が活用アイデアをツイッターで発信していた。
大樹の酒森正人町長は、町内に「北海道スペースポート(宇宙港)」を整備し、道内に「宇宙版シリコンバレー」をつくりたいと支援を要望。広尾の村瀬優町長は、日本唯一のサンタランドの町をイルミネーションがきらめくクリスマスの聖地にしたいと訴えた。
両町には今月下旬、前沢氏の秘書から各500万円のふるさと納税について連絡があった。返礼品は必要ないとしている。
大樹町の航空宇宙推進室は「大変ありがたい支援で宇宙港整備に活用したい。宇宙に関心がある前沢氏にはぜひ、大樹に足を運んでほしい」とし、村瀬町長はツイッターで「広尾サンタランドの魅力向上に活用させていただきます」と喜びを表現した。(松村智裕)