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御影石からアスファルトに 十勝大橋の歩道

アスファルト舗装された十勝大橋の歩道(27日、小山田竜士撮影)

 帯広開発建設部が進めていた十勝大橋の歩道舗装の改修が完了した。整備費用や維持管理を考慮し、従来の御影石パネルからアスファルト舗装に変更した。歩道舗装の大規模改修は大橋の建設後初めて。

 十勝大橋(501メートル)は1996年に建設。十勝のシンボル的な橋梁(きょうりょう)で、地元関係者を含む整備計画検討委員会が歩道、街灯、防護柵などのデザインを決めた。

 歩道舗装は御影石のパネルを採用したが、経年劣化でひび割れが発生。部分的にパネルが沈下し、抜け落ちる箇所も見られた。ひび割れ箇所から水が浸入、橋本体にも影響が出ていた。

改修前の御影石パネルの舗装

 2019年10月に検討委員会を開いて舗装内容などを議論。再び御影石を採用した場合、10年後に劣化する恐れがあり、通常のアスファルトより2~3倍の整備費が見込まれた。

 カラーアスファルトや樹脂系滑り止め舗装も選択肢に挙がったが、費用や長期間使用を考慮し、通常のアスファルト舗装で改修することにした。

 7月に着工し、今月までにほぼ終了。費用は約6485万円。「舗装が直り、水の浸入も防ぐことができる」(道路計画課)としている。(津田恭平)

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