本別高生が授業で考案のスイーツを発表
【本別】本別高校(近藤浩文校長、生徒92人)の1年生が考案した「本別町の豆を使ったスイーツ」の発表会が20日、同校体育館で開かれた。発表したうち、町産の甘納豆や豆腐などを使ったパンナコッタが学校給食で提供される。
同校の授業「とかち創生学」の一環。9月に1年生28人が提案したレシピ全167点から7点を選出。生徒がそれぞれグループをつくり、試作を任された町内の菓子店松月堂、町農産物ものづくり館ゲンキッチン、町学校給食調理場の協力を得て製品化に向けた改良を加えていた。
プレゼンテーションには、保護者をはじめコミュニティ・スクールの学校運営協議会メンバー、町内小・中学校の校長ら約15人も参加した。生徒は、それぞれのスイーツの特徴やレシピのポイントなどを説明した。
ネーミングにもこだわり、あめの見た目から「きなこの惑星」、豆を使ったダックワーズということで「Soyワーズ」などユニークな提案が続出した。
7点のうち、町産の甘納豆などを使ったパンナコッタ「元気くんぱんなこった」は、学校給食で提供されることが決まった。発表した松井翔耶(しょうや)さんは「選ばれたことは素直にうれしい。レシピのアイデアをどう感じるか、給食で味わった人に聞いてみたい」と話していた。
最後に、参加した保護者らには松月堂が試作した「きな粉タルト」と「Soyワーズ」が配られた。(折原徹也)