帯広市民文化ホールで15日にティータイムコンサート
「ティータイムコンサート Vol.2 ~ワンコインで楽しむ午後のひととき~」(帯広市文化スポーツ振興財団、市教委主催)が、15日午後2時から帯広市民文化ホール・小ホールで開かれる。新型コロナウイルス対策による規制緩和後、同ホールを舞台に一般向けに開かれる初のコンサートで、本番に向け出演者3人(いずれも帯広)の練習も力が入る。
出演は、陸上自衛隊第5旅団音楽隊出身のサックス奏者佐藤春美さんと、市内で音楽教室を主宰し、ジャズスポットB♭M7(ビー・フラット・メジャー・セブン)で出演中のジャズピアニスト藤原志津花さん、各種イベント出演など帯広を拠点に活動中のジャズボーカリストAsumiさん。
3人は市文化スポーツ振興財団のYouTube(ユーチューブ)で、動画「コロナに負けるな!音楽のバトンを繋(つな)いで」にそれぞれ出演。当日はソロ曲を含め12曲を演奏する予定。10日の練習では、佐藤さんと藤原さんの伴奏に合わせ、Asumiさんが熱い歌声を披露した。
新型コロナウイルスによるイベントの入場者制限が9月下旬に緩和されたことを受け、帯広市でも今月から制限を見直した。同ホールでは、現在も5人以上での来場の場合は、席を空けるよう感染症対策を呼び掛けている。
佐藤さんは「コンサートホールでの演奏は久しぶり」、藤原さんは「ジャズ曲など、静かに聴く曲がメインなので、安心して聴けると思う」、Asumiさんも「3人同時共演は今回が初めてなので、聴きに来て」とそれぞれ話している。
開場は午後1時から。入場料500円。全席自由。開場から開演までの間、小ホールのホワイエで飲み物の提供も予定している。(大木祐介)