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ナガイモお好み焼き 蹴散らせコロナ 清陵高生とNPO 幕別で来月10日「大食い王」

ポスターを手に参加を呼び掛ける生徒会役員。左から三浦厚生常任委員長、上田優奈書記、休場あずみ文化常任委員長

 【幕別】目指せ、大食い王-。新型コロナウイルス禍でイベント中止が相次ぐ中、NPO幕別札内スポーツクラブと幕別清陵高校生徒会が、幕別町産のナガイモを使ったお好み焼きによる「大食い王決定戦」を企画した。10月10日、幕別町内の札内スポーツセンターを会場に開かれ、今月20日まで参加者(一組3人まで)を募っている。

 同クラブと同校は授業や部活動で連携している。コロナ禍で「まくべつ産業まつり」などの恒例イベントが中止となり、双方が「町内で何かイベントをできれば」と考えた。帯広市出身で、野外音楽祭など食と音楽のイベントを手掛けたことがある長岡まどかさん(旭川市在住)の協力を得て、“幕別の食”にスポットを当てた「大食い王決定戦」に決めた。

 当日は、主催者側がお好み焼きの生地(500グラム)を用意し、15分の制限時間内に参加者がホットプレートで焼きながら食べた量を競う。ナガイモはJA幕別町から無償提供を受ける。午前11時半に受け付けを開始し、1回戦は午後0時半から。参加費は大人1000円、高校生以下500円。

 感染防止対策として大食い会場を分散させ、アルコール消毒や換気などを徹底する。

 9日には生徒会役員3人が同スポーツセンターで長岡さんとリモートで打ち合わせに臨み、詳細を詰めた。生徒会厚生常任委員長の三浦れんさん(2年)は「コロナの中でも幕別町の人を少しでも元気づけられるよう企画・運営を頑張ります」と張り切る。同クラブの小田新紀クラブマネジャーは「生徒たちの思いを実現できるイベントになれば」と期待する。

 会場の外では物産展も同時開催し、出店者を募っている(町内出店者無料、町外出店者300円)。問い合わせは同スポーツセンター(0155・56・4083)へ。(澤村真理子)

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