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コスモスファームが給食に牛肉提供 3年間毎月 清水

牛肉たっぷりのカレーを頬張る児童。奥が安藤社長

 【清水】十勝清水コスモスファーム(安藤智孝社長)は町の給食用に、月1回の牛肉の無償提供を始めた。8月24日に初めて同社のブラウンスイス牛の肉約30キロを町給食センターへ納品。同26日に町内の小・中学校、幼稚園で提供された。牛肉提供は3年間続ける予定。

 同社は今年度、町教委と協力して地域学習・食育事業を計画していたが、新型コロナウイルスの影響で頓挫。安藤社長が「子どもたちにとって学校に行くことが楽しみになり、町の主要産業の畜産に誇りを持ってもらえるように」と牛肉提供を企画した。

 26日には安藤社長と阿部一男町長、三澤吏佐子町教育長が御影小学校を訪問。1年生14人と一緒に「コスモスファームのビーフカレー」を食べた。若狭皇冴君は「いつもよりおいしい肉。毎月食べられるのがうれしい」と笑顔を見せた。

 安藤社長は「新型コロナの不安の中でストレスもあると思うが、月1回でも学校の給食を楽しみにしてもらえれば」と語った。阿部町長は「子どもたちがおいしく食べてくれてうれしい」、同校の清水弘校長は「思った以上に肉が入っており、子どもたちも喜んでいた。地域の味に感謝したい」と話していた。(那須野唯通信員)

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