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11月16日に発売、総額は24億円 帯広市のプレミアム商品券

審査会の席上、事業概要などを説明した所実行委員長(右)

 帯広商工会議所や帯広市などが行う新型コロナウイルス関連の経済対策「おびひろプレミアム商品券」の事業概要が26日までに固まった。市内在住者限定で11月16日に販売を開始し、来年1月末までが使用期間。発行総額は24億円で、帯広の商品券事業としては最大規模となる。

 1000円券・12枚を1セット(冊)とし、1冊・1万円で販売する。プレミアム率は20%。20万冊分を販売する。第1弾は1人・10冊までの購入で、事前申し込み制とする。総数を上回った場合は、上限冊数を下げる。購入希望は10月中旬にネット、はがきで受け付ける。

 また、12月1日から第2弾の商品券を販売。市外在住者も購入でき、最低1000冊は用意する。第1弾で残った場合はその冊数も加える。

 参加店は市内に店舗を構えているのが条件。申し込みは9月15日から10月4日で、1000店以上の参加を見込む。9月にも専用ホームページを開設し、周知に努める。

 帯商、市、市商店街振興組合連合会、帯広観光社交組合、帯広観光コンベンション協会で実行委を8月13日に立ち上げ。26日には、事業の委託先として新生帯広支社など3社を決めた。

 帯広市のプレミアム商品券は2009年、15年(2回)に続き4回目。今回は市から約3億3500万円、道から2億円の補助を受けた。所紀夫実行委員長(帯商副会頭)は「コロナの影響が長期化する中、地域経済が少しでも上向くように進めたい」としている。(佐藤いづみ)

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