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帯広初「ボードゲームカフェ」がオープン ディノス帯広

「ボードゲームを通じて知り合いが増えた。ここもそんな場所にしたい」と話す近藤さん

 スガイディノス(札幌市)が運営するディノス帯広(帯広市白樺16条西2、ドリームタウン白樺内)は、施設内にボードゲームカフェ「すぷれ」をオープンさせた。店内に並ぶボードゲーム約90種類を飲食とともに楽しめる。ボードゲームに特化したカフェは珍しいとされており、愛好家たちの集いの場となりそうだ。

 同社は道内14カ所で映画館、ボウリング、ゲームセンターの施設を展開。ディノス帯広は1998年にオープン、3階建てで、ボウリングやゲームセンターなどを併設する。

 すぷれは3階の旧ダーツコーナーに開設、8日にオープンした。ボードゲームカフェは、同社としても初の業態。

 オープンの立役者は、1階ゲームコーナー支配人の近藤一樹さん(27)。近藤さんは大のボードゲームファンで、昨年、ゲームを楽しめる場所を1階の一角に設けるなど試行し、今年6月ごろからオープンに向けて準備を進めてきた。

 北見出身の近藤さんは2年前に赴任した初めての帯広で、ボードゲームの集まりを通して交友関係を広げてきた。「ボードゲームは初めての人と話す潤滑油になる。ゲームを楽しむ場としてだけではなく、新たな人と出会う場所になれば」と話す。店内は6卓あり、初対面同士で相席もできる。

 店名は「スタートプレーヤー(初心者)」と「スタンディングプレー(立ち上がるほど面白い)」の二つの言葉を縮め、それぞれを歓迎する店の姿勢から名付けた。

 用意したボードゲームは定番から、日本語訳されておらず手に入りにくいものまでさまざま。今後は定期的に話題作を入荷し、ボードゲームを販売できるよう準備している。

 基本料金はソフトドリンクの飲み放題で1時間500円。料金は最大1500円。アルコールや食事も注文できる。学生や持ち込んだボードゲームで30分以上遊んだ人は200円割り引く。営業は午後6時~翌午前0時。(本田龍之介)

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  • 店内は落ち着いた照明で演出されている

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  • ”Masters of Renaissance”のゲーム内容を説明する近藤さん

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  • 約90種にも及ぶボードゲームは近藤さんが全て選んだ

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