競馬場に広々「ウッドデッキ」 とかちむらが開設
夏本番の1日、帯広競馬場内の観光施設「とかちむら」に、アウトドアイベントを楽しめるウッドデッキがお目見えした。オープニングイベントでは、ハンバーガーなど屋外で楽しめる料理の体験会が開かれた。
アウトドア観光の推進を目的に、施設を運営するSPC(特定目的会社)とかちむらが、店舗と競馬場の間にある芝生スペースを活用して整備した。約100平方メートルの広さで、テーブルや椅子を置いて開放する。
午前10時半から開かれた「アウトドアクッキング」には、約20人が参加。たき火台でハンバーガー、ローストビーフ、焼きマシュマロを調理して楽しんだ。
帯広市の河津心春ちゃん(5)はマシュマロを口に含み「甘くておいしい」と笑顔。母親の和音さん(34)は「キャンプに挑戦してみたい」と話していた。とかちむらの林敬将村長は「ファミリー層が楽しめるイベントを企画したい」としている。(沖田唯可)