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頑張れ足寄高野球部 観光協会が弁当提供

弁当を手に活躍を誓う足寄高野球部

 【足寄】夏季北海道高校野球大会十勝支部大会に出場する足寄高校野球部(池田剛基監督、選手12人)に18日、あしょろ観光協会(山下昇理事長)から陣中見舞いの弁当が届けられた。池田監督は「町のみなさんが応援してくれているのを感じる。高校野球で町を元気にしたい」と感謝している。

 同校野球部は、新型コロナウイルス感染症の影響で今年度は4月中旬から5月末まで練習ができず、春季の公式戦も中止に。通常の練習は6月から始め、練習試合などで試合勘を取り戻してきた。野球部は2014年から3年間の休部を経て17年に復活。今年度からは元プロ野球選手の池田監督の指導の下、めきめきと力を付けている。

 弁当は、新型コロナの影響で球場での応援ができないことから、本番で悔いのないはつらつとしたプレーをしてもらいたいと願って提供を決めた。同協会が運営する「レストランあしょろ」の人気メニュー「特製チキン南蛮弁当」を17個用意し、この日の午前練習後、選手とマネジャー3人、監督らスタッフに配られた。

 福田瑛二主将(3年)は「この弁当を食べて、町の人たちからいただいた応援に応えたい」と、高校最後の大会で最高のプレーを誓っていた。同大会では23日に鹿追高と対戦する。(折原徹也)

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