十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

「とかち太郎」 植え付け最盛期

ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

 JA帯広かわにしなど管内9JAで生産する「十勝川西長いも」の植え付けが、管内で最盛期を迎えている。今年は収量増が期待される品種「とかち太郎」に全量で切り替え。生産者は豊作を願い植え付けを進めている。

 従来品種より直径が太い「とかち太郎」は、昨年産から切り替えが進む。全量切り替えとなることで従来(約2万トン)から2割の収量増が期待される。今年は9JA合わせ、前年(約550ヘクタール)とほぼ同様の作付けを見込む。

 帯広市基松町の小泉裕亮さん(45)の畑では、種子用も含めて2・8ヘクタールで作付け。12日に開始した作業は終盤で、ゆっくりと進む播種(はしゅ)用機械に乗り、手作業で種イモを植えた。小泉さんは「『とかち太郎』は収量が期待でき、市場からも評価を受けている。安全で品質の良いものを生産していきたい」と話していた。

 秋の収穫は11月を予定。十勝川西長いもは国内のほか、米国や台湾、シンガポール、カナダにも輸出されている。2019年産の全体出荷量は2万2476トン。(中島佑斗)

【10秒動画】ナガイモの植え付け最盛期

関連写真

  • ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

    ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

  • ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

    ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

  • ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

    ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

  • ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

    ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

  • ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

    ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

  • ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

    ナガイモの種を植える小泉さん(20日午前9時20分ごろ、帯広市基松町で。金野和彦撮影)

更新情報

男子サッカー高校総体十勝予選開会式 13チーム出場22日に開幕

紙面イメージ

紙面イメージ

5.15(水)の紙面

ダウンロード一括(92MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME