出勤職員5割に抑制 コロナ対策で足寄町
【足寄】町は新型コロナウイルスの感染防止対策として、職員の在宅勤務を推進し、出勤職員を5割程度に抑える取り組みを27日から始めた。役場庁舎の窓口カウンターには飛沫(ひまつ)感染防止のついたても設置した。
在宅勤務の対象は職員と会計年度任用職員で、町長と副町長も含まれる。各課で仕事の内容を精査しながら段階的に5割削減を目指す。実施期間は「当分の間」とする。
町は今回の措置で住民サービスや税金納付書の交付などに時間がかかると予想し、町民に理解と協力を求めている。
ついたては計11台設置した。古い棚のガラス戸を再利用し、大型テレビほどの大きさにした。台座は町内の木村建設(木村祥悟社長)が建築端材を利用して無償で作った。木村社長は「できることはさせてもらいたい」と話す。
住民課戸籍年金担当の福原聖良主査は「安心感がある」とし、来庁者の対応に当たっていた。(折原徹也)