十勝毎日新聞 電子版

Tokachi Mainichi News Web

大樹 IST射場に大樹小6年生のメッセージ エフリードが広告看板

ISTのロケット射場に設置された大樹小6年生による応援メッセージ看板

 【大樹】町内のベンチャー企業インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大社長)のロケット射場に、大樹小学校(渋谷浩校長)の6年生50人による応援メッセージ看板がお目見えした。5月に行われる観測ロケット「MOMO(モモ)」5号機打ち上げを前に、IST社員は「熱い思いがうれしい」などと意欲を新たにしている。

 看板は建設業のエフリード(大樹)が、自社の広告として設置しているが、児童のメッセージを前面に出している。町出身の藤江伸二社長(54)が「夢に向かう大樹の宇宙事業に子どもたちも携わってほしい」と今年の冬にISTへの思いを書いてもらった。縦2メートル、横3メートルで今月中旬に設置した。中央には当時大樹小6年だった小島唯さんが昨年描いたイラストを掲載。同イラストは満寿屋商店(帯広)の「大樹ロケットパン」のパッケージに採用されている。

看板は射場・ロケットの近くに設置されている(右下)

 手書きのメッセージは「宇宙までGO!」「宇宙まで飛ばせるように祈っています!」「インターステラテクノロジズさんの民間ロケットは、大樹町の自慢です」など。藤江社長は「今後は別の学年や中学生などにもメッセージを書いてほしい」と応援看板を更新することも予定している。

 稲川社長は「ロケットは理科教育の夢のある最先端ともいえる。新型コロナウイルスの影響で休校中の子どもたちに、明るいニュースを届けたい」と話している。5号機打ち上げ後は、子どもたちのメッセージの原本を町生涯学習センターなどに展示する予定。(松村智裕)

更新情報

ばん馬の魅力を1年かけ撮影 迫力の映像をOCTVで来月放送

紙面イメージ

紙面イメージ

11.24(日)の紙面

ダウンロード一括(70MB) WEBビューア新機能・操作性UP

日別記事一覧

前の月 2024年11月
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

十勝の市町村

Facebookページ

記事アクセスランキング

  • 昨日
  • 週間
  • 月間

十勝毎日新聞電子版HOME