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墓石にも春の日差し 彼岸の入り

墓石の周りの雪をかく墓参者(17日午前9時15分ごろ、帯広市緑ケ丘墓地。金野和彦撮影)

 彼岸の入りの17日、十勝地方は青空が広がり、管内の霊園には墓参りに訪れる人が相次いだ。

 帯広測候所によると、同日正午までの帯広の最高気温は4・5度と春の陽気となった。

 帯広市緑ケ丘墓地ではこの日、午前中から墓参者が訪れ、30~40センチほど積もった雪をかきわけて手を合わせた。

 市内の会社員三崎一宏さん(64)は墓石の周りの雪を丁寧にかき、「親不孝の埋め合わせになれば。向こうで顔合わせできるように」と話した。

 緑ケ丘墓地の管理事務所によると、同墓地は帯広の中でも歴史があり、墓参者は高齢化している。雪かきがあるため、訪れることが難しい人も多いという。

 彼岸は23日まで。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、家族大人数での墓参は少なくなりそうだ。(松田亜弓)

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