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「オリンピアンレガシー展示スペース」完成 幕別

幕別町出身のオリンピアンたちが使った用具に見入る飯田町長(右から2人目)ら(16日午前9時ごろ、札内スポーツセンター。金野和彦撮影)

 【幕別】幕別出身の五輪選手の功績を広く伝えようと町が整備を進めていた「オリンピアンレガシー展示スペース」が16日、札内スポーツセンターと農業者トレーニングセンターの町内2カ所に開設された。町出身の8人のオリンピアンから提供された貴重な品々を紹介している。

 町出身のオリンピアンは陸上の福島千里、マウンテンバイクの山本幸平、女子7人制ラグビーの桑井亜乃、スピードスケートの高木菜那、高木美帆の現役5選手と、いずれもスピードスケートの篠原雅人さん、武田美佐江さん、肥田隆行さん。

 開設に当たり、各オリンピアンから五輪代表公式ウエアや競技用道具など100点余りのグッズが寄せられた。両施設では各選手の顔写真入りのパネルとともに、年2回、夏季と冬季で展示品を入れ替えて公開していく。

 新型コロナウイルスの感染防止のため開設セレモニーは行われず、16日午前に札内スポーツセンターで報道陣への説明会が開かれた。同センターでは高木菜那選手が平昌五輪で身に着けた公式ウエアのセットや、武田さんがグルノーブル五輪で使用したスケート靴、山本選手の競技用ヘルメットなど26点が並ぶ。

 飯田晴義町長は「(五輪選手を複数輩出している理由として)いい連鎖は間違いなくある。展示品を見た子どもたちに、オリンピックを夢ではなく具体的な目標として日々のトレーニングに励んでもらえれば」と期待を込めた。

 5月にはAR(拡張現実)を活用した、選手たちからのメッセージも公開される。両施設の開館時間は午前9時~午後9時。(澤村真理子)

関連写真

  • 町出身のオリンピアンの展示コーナー完成

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