住民の憩いの場に まつもと薬局フロンティア店に“薬局内カフェ”オープン
まつもと薬局(帯広、松本健春社長)は、管内初の“薬局内カフェ”をフロンティア店(市西18北2)にオープンさせた。隣接する国立病院機構帯広病院で診察を終えた人、薬をもらいに来た人らが対象で、「地域住民が集まる憩いの場所」がコンセプト。栄養部の管理栄養士らが考案した「美味(おい)しくて体に優しいドリンク」なども味わえる。
薬局内カフェは1月に試験営業し、今月4日に本格的にオープンした。フロンティア店には待ち合いコーナーや、成分調整食品や医療食を販売するコーナーがあるが、その一画にソファとテーブルを用意。診察後に1人で落ち着いたり、友人とおしゃべりしたりできる環境を整えた。
特徴的なのがドリンクメニュー。果実酢のサイダー割り(250円)や、梅酢とすりおろしたショウガを合わせた「梅酢ジンジャー」(300円)、ハーブティー(200円)などが楽しめる。食品コーナーにあるパンを購入し、小腹を満たすこともできる。
カフェの企画に参加した栄養士の清水佳奈さん、柴田雅江さんは「1月のプレオープンで多くの人から『また来たい』と言っていただき、手応えを感じている。ぜひ遊びに来て」と話している。営業は午前10時~午後4時。土曜午後と日曜祝日は休み。問い合わせはフロンティア店(0155・41・9333)へ。(奥野秀康)