仙美里小でバナナ熟す 児童が試食 本別
【本別】仙美里小学校(東森誠記校長、児童27人)で、同地区の住民からプレゼントされたバナナが黄色く熟し、児童らが試食を楽しんだ。
バナナは仙美里地区内に住む高齢者女性が、鹿児島県の屋久島にいる友人から贈られたもの。木の枝に青いバナナ約80本が付いた状態で20日、自宅に宅配便で届いたが、バナナの多さに驚き小学校へ寄付することにした。
同校では教室の端につるし、黄色く変わっていく様子を児童が毎日観察した。27日は黄色く熟したバナナ数本が食べ頃に。1年生5人が給食後に試食した。齊藤歩睦(あゆむ)君は「いつも食べているバナナより軟らかいし、甘くておいしい。やっと食べることができてうれしい」と大喜びしていた。
寄付した女性は「自分もこういった形でバナナを頂くのは初めて。子どもたちにも楽しんでもらえたのでは」と話していた。(折原徹也)