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きょう冬至

開店と同時に訪れ、ゆず湯に漬かる入浴客(22日午前10時半ごろ、自由ケ丘温泉。塩原真撮影)

 22日は冬至。年間の中で昼が最も短いとされるこの日、帯広市内の公衆浴場では「ゆず湯」が用意され、多くの市民が今年1年の疲れを癒やした。

 この日の帯広は寒さが和らぎ、朝の最低気温は氷点下4.3度と11月下旬から12月上旬並み。前日からの降雪は3センチで、朝方、うっすらとした雪景色の穏やかな一日となった。

 ゆず湯は、古くから邪気を払う禊(みそ)ぎとして行われていたとされる。ユズがもともと薬用に使われていたこともあり、「漬かると一年中、風邪を引かない」という言い伝えが残されている。

 市内の自由ケ丘温泉(自由が丘4)では、高知県産のユズを男湯と女湯合わせて40キロ分用意。岩風呂の湯船に黄色いユズが浮かぶ珍しい光景が、入浴客の目も楽しませた。市内の桑山誠一さん(71)は「ユズの香りがとてもいい」と一日限りの特別な湯に笑顔を見せた。

 同温泉の鳥谷繁樹代表は「寒さを乗り越えるにはゆず湯が一番。風邪を引かない冬を過ごしてもらえたら」と話していた。(大木祐介)

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