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子ども食堂で「カレーの日」 ネイパル足寄

好みの量でカレーを盛り付ける子どもたち

 【足寄】道立青少年体験支援施設ネイパル足寄(南岡雄二所長)の子ども食堂「ネイパル子どもカレーの日」が、今年度も10月から来年2月までの計5回、同施設の食堂で開かれている。

 子ども食堂は、町内の子どもが対象。同施設が特別主催事業として昨年度から試行的に展開。JAあしょろ、北海道ちぬやファーム、松田農園、足寄町喜盛会、NPO法人あしょろ観光協会が協賛し、ジャガイモやニンジン、タマネギなどの町産食材を用意。米は斉藤井出建設が寄付した。

 11月24日に開かれた第2回には、町内の幼児から中学生と保護者ら約30人が参加。調理ボランティアとして協力する町内の「割烹熊の子」の新津則之専務らが調理を担当した。

 子どもたちは自分で食べられる分を皿に盛り付け、野菜とココナツの甘さを生かした優しい味のカレーを味わった。母親と訪れた中井亮太郎ちゃん(認定こども園どんぐり年長)は「イモは軟らかく、ニンジンは甘い。タマネギもおいしい」と笑顔でカレーを頬張っていた。

 食事の後は「絵本の会はらっぱ」「おはなしたんぽぽ」による絵本の読み聞かせも行われた。

 ニンジンを提供した餌取農場の餌取靖徳代表は「おいしいと言ってくれることがうれしい」とし、調理の新津さんは「料理を食べてもらうことで、何のために働くのかという原点に返れた。これからも協力していきたい」と話していた。

 子ども食堂は第3回が今月14日、第4回は来年1月26日、第5回は2月16日に開かれる。

 参加無料。各回とも事前申し込みが必要。申し込み、問い合わせはネイパル足寄(0156・25・6111)へ。(折原徹也)

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