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防災メニュー学ぶ とかち文化まつり最終日

ポリ袋に素材を入れてパン生地を作る方法を解説する浦木さん(中央、24日午前10時半ごろ)

 とかちプラザで開催中の総合芸術祭「第17回とかち文化まつり」(NPO十勝文化会議主催)は終盤を迎え、23、24の両日、各部会の講演や舞台発表などが行われた。

 24日午前には食文化部会(村田ナホ部会長)による災害食講座「いつもの台所から考える防災メニュー」が調理実習室で開かれ、8人が参加。浦木明子さん(食の寺子屋「直歩塾」代表、一般社団法人ポリパン(R)スマイル協会理事)と、浦木さんの母で郷土料理研究家の村田部会長が講師を務めた。

 浦木さんはフライパン、ポリ袋、カセットコンロを活用して作る蒸しパンや、フライパンの炊飯を活用したパエリア作りを伝授。ポリ袋にホットケーキミックスを入れて振り、蒸しパンの生地を作った。「ポリ袋をまくると立たせることができ、素材を入れやすい」とポイントを解説。米の計量や調理には、牛乳パックの底を升として活用し、パックを加工したスプーンを使った。料理を食べながら村田部会長による「献立数え唄」などの講話を通じ、食への理解も深めた。

 午後には、音楽・芸能団体の芸術発表会や郷土史研究部会の講演会も開かれた。(大木祐介)

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  • ポリ袋に素材を入れてパン生地を作る方法を解説する浦木さん(写真中央、24日午前10時半ごろ)

    ポリ袋に素材を入れてパン生地を作る方法を解説する浦木さん(写真中央、24日午前10時半ごろ)

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