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帯広畜大の「酒蔵」が着工 関係者集めて地鎮祭

くわ入れする塚原社長(16日午前11時10分ごろ、山下僚撮影)

 上川大雪酒造(上川管内上川町、塚原敏夫社長)が主導する新しい酒蔵「碧雲(へきうん)蔵」の地鎮祭が16日午前、帯広畜産大学の敷地内で開かれた。来年4月中旬に完成、同5月から試験醸造を行う。

 塚原社長、いちまるホールディングス(帯広市)の加藤祐功代表らが新会社・十勝緑丘(りょっきゅう)を立ち上げ、同大敷地内の約6000平方メートルに醸造棟とセミナー棟を建設する。

 セミナー棟には人気シェフ三國清三さんが上川町内などで展開する「ミクニ」のノウハウと十勝の食材を融合、食でもてなす「ショールーム」の機能も持たせる。

 この日は約20人が出席。十勝緑丘の塚原社長がくわ入れ、建築を担当する廣野組(旭川)の田中実社長がすき入れを行った。

 塚原社長は「道産酒の品質向上を図り、教育・研究を進める場にしたい」と強調。帯広畜産大の奥田潔学長は「日本中の酒蔵に本学の出身者を輩出できると期待している」と述べていた。(佐藤いづみ、本田龍之介)

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  • 川村取締役(左)の発声で乾杯する出席者(16日午前11時45分ごろ)

    川村取締役(左)の発声で乾杯する出席者(16日午前11時45分ごろ)

  • クワ入れする塚原社長(16日午前11時10分ごろ、山下僚撮影)

    クワ入れする塚原社長(16日午前11時10分ごろ、山下僚撮影)

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