士幌中央中の高橋さん全道大会へ 十勝子ども大会英語暗唱
【幕別】「第62回十勝子ども大会・英語暗唱の部」が17日、幕別町の十勝教育研修センターで開かれた。42人が出場し、士幌中央中3年の高橋美生さん(15)が、11月24日に札幌市で開かれる全道大会への出場権を得た。
十勝管内教育委員会連絡協議会十勝中学校文化連盟の主催。英語の表現や語法に慣れ、生きた英語を習得する意欲を養うことが狙い。
帯広市を除いた各町村の予選を通過した中学2、3年生各21人が出場した。各学年上位10人が最優秀賞に選ばれ、1人が全道大会に進む。
高橋さんは、中学3年生の女の子が阪神淡路大震災について考えた「My Hope for the Future」をスピーチ。審査員からは、発音や抑揚の付け方が高く評価された。
「強弱を意識し、自分の言葉で楽しくスピーチできた」と高橋さん。しかし、細かなイントネーションや、間の取り方を課題に挙げ、「まだ完璧ではない」という。「全道大会では代表としてふさわしいスピーチをしたい」と意気込んでいる。(細谷敦生)