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十勝で初、帯広署が移動式オービスで取り締まり

十勝管内で初めて実施された可搬式オービス(手前左)による速度取り締まり(8日午前8時15分ごろ)

 十勝管内で死亡交通事故が相次いでいるのを受け、帯広署は8日朝、道警が今年度初めて導入した移動式の速度違反自動取り締まり装置(通称・オービス)による初の取り締まりを実施した。

速度取り締まり 2署あすまで
 管内の交通事故による死者数は7日現在、前年比6人増の13人。ほぼ倍増の異常なペースで死亡交通事故が発生している。

 移動式オービスは全国の警察で導入が進み、道警は今年5月から1台を道内で運用している。

 速度違反を取り締まる際、パトカーの駐車や違反者を誘導するスペースが必要なためこれまでは取り締まりを実施できなかった路線でも、機器を設置でき、天候や、夜間などの時間にかかわらず取り締まりを行える。

 一般道に設置されている装置と同様、速度違反を感知すると撮影し、後日、違反車両の所有者に出頭通知がある。

 帯広署はこの日、帯広市西17南6の若葉小学校前の市道に移動式オービスを設置して、取り締まりを行った。

 若葉小学校や帯広第八中学校の通学路だが、交通量が多く、スピードを出す車が多いことから取り締まりの要望が高かった。

 帯広署と池田署は9日まで移動式オービスで、速度出し過ぎによる重大事故の発生が懸念される早朝や夜間、小学校通学路や幹線道路などを重点に取り締まりを行う。(大谷健人)

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