「みのりまき」に過去最高3万6000人 浦幌みのり祭り
【浦幌】秋の味覚を楽しむ浦幌町のイベント「第44回うらほろふるさとのみのり祭り」(同町観光協会主催)が22日午前10時から、町内のうらほろ森林公園で開かれた。開町120年を記念した祭りは、家族連れら過去最高の約3万6000人(主催者発表)の人出でにぎわった。
メインイベントの“日本最大級”の餅まきと銘打った「みのりまき」は午前と午後に行われた。初回は午前11時、高さ約4メートルのやぐらの上から同協会の木下政憲会長をはじめ、水沢一広町長ら約20人が、秋サケやジャガイモなどの当たり券が入った1万5000個を下で待ち受ける来場者めがけて豪快にまいた。午後分も合わせて計3万個の餅をまいた。
帯広市から家族4人で訪れた病院職員の小笠原一洋さん(39)、妻佑吏さん(41)は「食べものもおいしいし、子どもたちも楽しめる催しもたくさんあるので毎年楽しみにしている」と話していた。
会場には農産物や水産物、飲食などの出店が軒を連ね、野菜類や秋サケの即売の他、焼きトウモロコシ、おやきの実演販売などに列ができた。
午後0時45分からのラジオの公開録音では、ステージショーに歌手の半崎美子さん、お笑いコンビのテツ&トモらが出演し会場を盛り上げた。(内形勝也)