「なつぞら」小道具も よつ葉ミルクフェスタ 音更
【音更】「よつ葉ミルクフェスタ2019」が14日、町内のよつ葉乳業十勝主管工場で開かれた。同社の生乳を使ったソフトクリームや乳製品、牛肉製品などを多数販売、十勝の農民乳業設立シーンが物語に登場するNHK連続テレビ小説「なつぞら」の展示コーナーも設けられ、大勢の来場者でにぎわった。
同社と同社十勝主管工場運営協力会(会長・加藤道博川西酪農振興会会長)主催。牛乳の消費拡大などが目的で、今年12回目。
スタート時からどの売り場も混雑し、特にソフトクリームの販売ブースや、軽食無料配布などは長蛇の列ができた。ステージでは帯広北高チアリーディング「ブルー・クローバーズ」などが出演、大きな拍手が送られていた。
一方、「なつぞら」で登場する十勝協同乳業は同社がモデル。帯広観光コンベンション協会から借り受ける形で「たんぽぽ牛乳」のパックや「雪月」の包装紙原画などが展示され、記念撮影する光景が多く見られた。孫2人を連れて見ていた音更町の福田恵子さん(63)は「以前、よつ葉で働いていたので身近に感じる」と目を細めていた。(佐藤いづみ)