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夏休み 最後も笑顔ラボ展にぎわい

滑り台に歓声を上げる家族連れ(17日午前11時ごろ、道立帯広美術館で。金野和彦撮影)

 小・中学生にとって夏休み最後の週末を迎えた。体験型デジタルアート展「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物達」(十勝毎日新聞創刊100年記念事業、実行委主催)を開催中の道立帯広美術館は17日、家族連れら大勢の来場者でにぎわった。

 同展はデジタルアート集団「チームラボ」(東京)によるプロジェクションマッピングなどを使ったアート展。花でできた動物が動く「花と共に生きる動物達」、滑り台を滑って映像のフルーツを育てる「すべって育てる!フルーツ畑」など、五感で楽しむアート6作品を展示している。

 夏休みに入り来場者数は連日1000人を超え、お盆期間中は3000人を超えた日も。17日は正午で約1000人が来場し、入場まで30分ほどの待機列ができた。

 友人同士という藤野帆花さん(帯広川西小3年)と宮澤杏奈さん(同)は「滑り台が楽しかった。キラキラが顔や服に反射して面白い」と、自作の缶バッジを手に笑顔を見せた。

 現在までの来場者数は約5万5000人。野崎弘幸館長は「美術館の新たな歴史を刻むことができ、とてもうれしい」と話している。展示は9月1日まで。(松田亜弓)


◆チームラボについて
チームラボ★学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物たち

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