動物化石博物館で発掘キット発売 足寄
【足寄】足寄動物化石博物館(澤村寛館長)は11日から、館内で発掘体験を楽しむ「発掘キット 星をほろう」を数量限定で提供している。
同館と、りくべつ宇宙地球科学館・銀河の森天文台(上出洋介館長)の連携を記念した企画で、6年目。今回は「トパーズ・サファイアセット~銀河鉄道の夜より~」と銘打ち、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に登場する、はくちょう座を構成する星の一つ、アルビレオをテーマに制作した。
発掘キットは、青く染められたピンポン玉ほどの模造岩の中に、二重星でもあるアルビレオに見立てた青いサファイアと黄色のトパーズを埋め込んだもの。同博物館の体験プログラム「ミニ発掘プレミアム」の一つとして提供している。
30セット限定、1セット2000円。同博物館は「宮沢賢治の世界観を感じながら発掘するのも楽しい」としている。(折原徹也)